일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠7

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠7(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 242,044자 · 477화면

아오조라 문고

初めは処女の如く、終りは酔漢の如く、すっかりボロ(ではない生地)を出してしまったのはぜひもないことで、こう来るだろうと思っているから、聴衆もさのみは驚きもしません。

しかし、先生はまたあらたまって、薬研の軸を取り直し、真面になって、

「ところで今日、こうしてお集まりを願ったのは、余の儀でもございません、さいぜんも申し上げる通り、拙者も近頃、つくづく自分の非を悟った点があるのでゲスから、その点を皆様の前で改めると共に、一つのお約束を致しておきてえんだよ」

おきてえんだよ……が少し納まらない。

道庵先生ほどのものが、自分の非をさとって、それを公衆の前で懺悔すると共に、且つ、今後の実行に現わして約束をしようというのは、よほどの道徳的勇気がなければできないことです。

けれども、ここに集まっているやからに、道徳的勇気なんぞの呑込める面は一つもないのであります。ないからといって、先生は少しもそれを軽蔑するような風情はなく、諄々として説きはじめました。

「その昔、奈良朝のころに、帝の御病気のお召しにあずかった坊主で、医者を兼ねた何とかいう奴があったが、車に乗せられて帝の御所へいそぐ途中に、見るもあわれな乞食が路傍で病気に苦しんでいたものだ、それを件の、坊主で医者を兼ねた奴が見ると、車から飛んで降りて、その乞食を介抱して、