일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠7

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠7(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 242,044자 · 477화면

아오조라 문고

乞食琵琶なんぞはサッサとやめて、早く出ろ、早く出ろ、出ねえとこれだぞ」

またしても長い竿で、弁信の頭をつつきました。

「弁信さん、出ようよ」

茂太郎は、見兼ねて促しました。

「出ろ、出ろ。貴様たち、それほど琵琶が弾きたいなら、河原へ行って、思う存分弾くとも呶鳴るともするがいいや。そこを出ると多摩川で、その近辺の河原が分倍河原といって、古戦場のあとだ。河原の真中で弾く分には、誰も文句をいうものはなかろう」

社人は、一刻の猶予も与えずに追い立てるから、弁信も詮方なく、琵琶を抱いて立ち上りました。

九

弁信の喋った通り、平皇后宮亮経正は、竹生島で琵琶を弾じた時に、明神が感応ましまして、白竜が袖に現われたかも知れないが、弁信が六所明神で琵琶を奉納すると、白竜が現われないで、竹竿が現われました。

その竹竿につつき出された二人は、これから宿中を流して歩こうとも思いません。また宿を求めて泊ろうとも致しません。わからずやの社人に差図をされた通り、正直に程遠からぬ分倍河原へ出てしまいました。ここで奉納の曲の残りを語ってしまい、なお夜もすがら喋りつづけ、或いは語りつづけるつもりと見えます。