일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠7

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠7(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 242,044자 · 477화면

아오조라 문고

七兵衛にいわせると、これは、個々の家相のみではない。彼が国々を出没してあるくうちに、おのずから、その領主の気象や士気が、風土の上に現われるのを見て取ることができる。

領主が賢明にして士風が振うところは、城内の樹木の色まで違う。国が盛んに、人気の和らいでいるところでは、必ずその封内の神社仏閣を大切にし、樹木が鬱蒼としている。貧弱な国ほど領内に樹木が乏しい。よい樹木があってもそれを伐りたがる。

神主や坊さんたちも、人物が優れているほど、境内の風致の荘厳を重んずるが、それが堕落すればするほど、境内を荒したり切売りしたりする。

国として霊山を伐ることをゆるしたり、神社や仏閣で、その境内に疵をつけたり、また個人としてその屋敷内を切売りするようになってはおしまいです。

「亡んだ国に、山の青い国はない」という真理を、七兵衛は、それとなく知っているわけなのです。

そこで、坊へ着いた七兵衛は、案内に向ってこのことをたずねてみると、案内はかえって自慢らしく、

「おかげさまで、ああして木を伐り払って新しい道が開けますよ。あれが出来て車を仕掛けますと、女子供までのぼるのが楽になりますからな、そうなるとお山も繁昌致します、お寺も収入が多くなるというわけで、トカク、近頃は金でございますね」