일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おおさかをあるく

大阪を歩く

直木 三十五

直木 三十五의 大阪を歩く(おおさかをあるく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,964자 · 65화면

아오조라 문고

わざわざ危い、くぐり抜けをする街の勇士が、大阪の小僧さんには随分いる。

京都には、田中、綽名雷というお巡りさんが居て、叱るので名物だそうだ。凡そ、これ位人を馬鹿にした話はないが、署長が、余り叱るのは決して巡査の為にも、市民の為にも、名誉な事ではないと云ったという話も聞かない。

日本の巡査は、明治初年、士族の食いっぱぐれが、悉く採用されて「くや人民ッ、ああん」と云った時分から、伝統的に、威張るようにできている。その人々が、円タクの雲助と、取組むのだから気の荒くなるのは当然だが、「馬鹿あ」「止まれっ」と、怒鳴っているのを見ると、巡査、市民共に、一度ロンドンへ見学にやってやりたい。(私は、ロンドンへ行ったことはないが、確信をもって、大阪位、怒鳴る巡査と、交通道徳を心得ない市民の多い所は無い、と断言し、大阪人の非文化性は、独り、シュークリームのみでは無い、ここに至っては、彼の生命をも、脅やかしている、と論じていい)。実際、驚くべき無節制さをもって、街路を横断している。私が、お巡りさんなら、然し、決して、怒鳴りはしない――撲る。

滅んだ物、興り得ない物

私の少年時代には、法善寺に一軒、空堀に一軒、天満天神裏に一軒、講釈場があった。