일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ちぎりきぬ

契りきぬ

山本 周五郎

山本 周五郎의 契りきぬ(ちぎりきぬ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 32,757자 · 66화면

아오조라 문고

身分は足軽にもせよ武士は武士という誇りがあって、ある点では寧ろ身分の高い武家よりきちんと育てられた。ひかえめな性質でいて、どことなく折目の凛とした挙措、そんなところが客の好奇心を唆るようであった。

おなつはすなおに席のとりもちをした。そのあいだに酒を飲めるだけ飲み、客と二人だけになるとわる酔いで苦しみだす、転々と部屋じゅうもがきまわったり、嘔吐したり、苦しがって泣き喚いたり、客を罵ったりした。

「ひどいやつだ、あんな女は初めてだ」

ひと晩じゅう介抱させられたうえ、罵られ乱暴をされて、こんなふうに怒って帰る客がある。もう決してあんな女には構わないと云いながら、次に来ると必ずまた彼女を呼ぶのであった。

「おい、こないだの晩のことは忘れちゃいないだろうな、ひどいめにあわせたぜ本当に」

「――ごめんなさい」

おなつは耳まで赧くなって俯向く。自分に恥じているのだが、相手はもちろんそうはとらない。またそうしているうちは際立った顔だちの、ことに眼が美しく、起ち居がきびきびしていて、しかもぜんたいがしっとりとおちついている。

「なにもそんなに固くなっていることはないじゃないか、さあ一ついこう、但し今夜は介抱はごめんだぜ」