후리가나로 읽는 일본 고전
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ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
まさか子どもに化けることはできませんから、小林君や相川君たち五人の少年ははぶくとしても、その部屋には、明智のほかに中村係長、相川技師長、それから、六、七人の新聞記者がいるのです。もしかしたら、中村係長がふたりになっていたりするのではないでしょうか。そう考えると、知りあいの顔をさえ、うたがってみないではいられません。そのうえ、この暗さです。赤茶けたろうそくの光に照らされて、どの人もどの人もなんだかお化けめいた顔つきに見えてきます。
明智探偵は、立ちすくんでいる人々の顔を、じゅんじゅんに懐中電灯で照らしていきました。最後に新聞記者の一団です。明智は、記者たちの顔をいちいち見おぼえているわけでないのですから、ことに念を入れてしらべなければなりません。
「きみたち記者諸君は、たしか六人でしたね。」明智がたずねますと、
「いや、七人ですよ。廊下の外でかぞえてみたときは、たしか七人でした。」記者のひとりが答えました。
「いや、それじゃ、やっぱり六人です。廊下にいたときは、ぼくもきみたちの仲間だったのですから。」
いかにもそのときは、明智は、まだ本名を名のらないで、記者のような顔をしていたのでした。