후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ようかいはかせ
妖怪博士/青銅の魔人
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 妖怪博士/青銅の魔人(ようかいはかせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,920자 · 421화면
小泉氏はもとの座敷にすわったまま、たばこをすって待ちうけていましたが、すると、とつぜん縁がわの障子がスーッとあいて、だれかがはいって来るようすです。
小泉氏は物音に、ヒョイとそのほうをふりむきました。そして、縁がわからはいってくる人物を一目見ますと、アッとみょうなさけび声をたてて、思わず立ちあがってしまいました。それもむりではありません。そこには小泉氏と顔から背かっこうまで、寸分たがわぬ人物が、ニコニコ笑いながらつっ立っていたのです。まるで大きな鏡でも見ているように、すぐ目の前に自分自身の姿があらわれたのです。
小泉氏は、自分の目がどうかしたのではないかとうたがいました。夢でもみているのではないかとあやしみました。しかし、夢ではありません。そのもうひとりの自分は、ツカツカと座敷にはいってきたかと思うと、さいぜんまで明智のすわっていた座ぶとんの上に、ピッタリすわったではありませんか。
「ハハハ……、小泉さん、みょうな顔をしていらっしゃいますね。あなたにも見わけられないほど、そんなにうまく変装ができましたかねえ。ぼくですよ。明智ですよ。」その人物は、さもおかしそうに笑いながら種あかしをしました。