일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つまのざ

妻の座

壺井 栄

壺井 栄의 妻の座(つまのざ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 82,695자 · 165화면

아오조라 문고

川原にどんな知恵があるだろう。川原の家は野村のすぐ近くだった。野村が伝えてあったらしく兵隊服をきて若く見える川原は「ああ。」とうなずきながら三人を迎えた。野村は一ことも語らず、ミネだけがしゃべるようなことになった。ミネは川原に気を許したのか、涙をこぼしながら感情を交えててん末を告げた。

「器量がどうのってことは、そんなことは問題じゃないがね、とにかく野村はこのさい、はっきりした態度がいるね。そうだ、鴎外にこんな場合の男の態度をかいたのがあったな。」

川原は書斎からぶ厚い鴎外の著書を二三冊持ち出してきて、ゆうゆうと頁をくった。上質の紙はぱさっぱさっと歯ぎれのよい音を立てて色の黒い川原の指にあやつられている。かなり長い時間がたっても目ざす文章がみつからぬらしく、頁をあとさきにくりながら、

「つまりね、こんな場合にいさぎよく非難の矢面に立つ覚悟で、責任をもってことを処理するか、それが出来ないときは、一生を棒にふってでも妻とともにその中に埋没してしまうか、二つに一つだというんだね。しかし、これは参考だよ。われわれの場合は一生を棒にふるというより、何とかして局面を打開することを考えなくちゃならんと思うんだがね。