일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つまのざ

妻の座

壺井 栄

壺井 栄의 妻の座(つまのざ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 82,695자 · 165화면

아오조라 문고

そこにミネがいることもしらぬように、閑子は縁側から上っていった。そして人との交渉の一ばん少い三畳へ入って行って、ぴしゃりと障子をしめた。だめだったのだ。あとからミネも入っていった。閑子は壁に向って坐っている。ふりむきもしない。

「閑ちゃん。」

呼びかけると閑子はかすかに首をふった。並んで坐って肩に手をやると、つぶやくような小声で、

「わたしの坐れるすきまを、誰も見せてくれなんだ。おそろしい、うちだったわ。」

やはり壁をみつめたままでいった。ミネは涙がたらたらとこぼれた。しかし閑子は泣いていない。

「どうしてどうして、やっぱり他人だった。」

こうして閑子は本当に戻ってきたのである。早耳の新聞社は早そくやってきて、野村とミネにそれぞれの立場からのいい分を書かせようとした。ミネは取り合わなかった。ミネの親しくしている婦人記者はぜひともミネに女の立場からの抗議をかかせ雑誌にのせたいといった。こんな場合女はいつも損な立場におかれるのが通常だが新しい態勢の中で男女はどんな要求をし、進歩的といわれている作家の野村はどんな慰謝方法で解決したのか模範的にそれを示して欲しいというのだ。