일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あんごこうだん

安吾巷談

坂口 安吾

坂口 安吾의 安吾巷談(あんごこうだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,860자 · 16화면

아오조라 문고

巷談の十二は「京の夢、大阪の夢」京都大阪をひやかしてスゴロクの上りにしようという予定であった。春のうちからこの上りだけはきまっていて、国内航空路が年内に開通するかも知れんという新聞記事などを見るにつけて、京大阪へ空から乗りつけてやろうなどと内々ハリキッていたのである。

浮世はままならぬもので、連載の新聞小説チチとしてはかどらず、ようやく筆をおいたのが十月十七日午前九時半。京大阪へでかける時間がなくなっていた。第一、疲れていましたよ。半年の悪戦苦闘。別に新聞小説というものと悪戦苦闘したわけではなくて、毎日毎日、来る日も来る日も実にキチョウメンに二十四時間しかないときまっている天文暦日の怪と争ったのである。日本の新聞小説というものを書いていると、「二十五時」などゝシャレることはコンリンザイできません。毎日毎日が二十四時間しかないという怖しいキチョウメンさが骨身に徹するのである。

この半年というもの、二十四時間という怨霊が、ねてもさめても私の肩にガッシリとしがみついていた。この怨霊から解放された数日間の空白状態というものは、奇妙なものだ。時を同うして一万何千名の御歴々がパージから解放され、解放旋風というものが吹きまくっていたようだ。