후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごしんにほんふどき
安吾新日本風土記
坂口 安吾의 安吾新日本風土記(あんごしんにほんふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,916자 · 46화면
ここからは角田山で、古い越後のわけである。蒲原平野はこの六百年後に於ても時代時代で地図は大変動を示しており、それは信濃川、阿賀之川の二大河がぶつかりあっているためだ。時には河口が合流して長年月を経たこともあり、諸方に水溜りのような潟をのこして今日の蒲原平野をきずいたのである。
ここに私に一ツ見当がつかないのは千何百年の古い昔に沼垂に柵を築いたことである。六百年前の地図によっても沼垂は孤島のような突端で、どの方面の何を防ぐための柵なのか見当がつかないのだ。これは秋田市の海辺寄りにある能代の柵と地形的に近似しており、この地形からの解釈で古代史の謎がいくらか判じられるのではないかと思っている。
角田村の砂丘がいつごろできて、いつごろから人が住みつくようになったかは、今日では分らない。しかし、非常に高い砂丘だ。砂丘としては最高と云ってよいほど雄大な砂丘で、今では山の形のままテッペンまで水瓜畑やイモ畑である。これを二山ぐらい乗りこえて角田の部落へはいると、もう一ツ砂丘があっていよいよ日本海である。向うは佐渡だ。佐渡もこのあたりが本土との最短距離で、この村から海底電線が通じている。