후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あんごしんにほんふどき
安吾新日本風土記
坂口 安吾의 安吾新日本風土記(あんごしんにほんふどき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,916자 · 46화면
弥彦角田は越後の聖山であるから、小学生、中学生の修学旅行で一度は登山に行ったものだ。弥彦の方は山上にホコラがあって山頂が聖地になっているから立派な登山道があったが、角田山には道がなかった。山頂まで木の根にすがってよじ登らなければならなかった。一口に弥彦角田とよばれ親しまれている土地の聖山にして角田には登山道がなかったのだ。その山裏の角海の部落に道がないのも怪しむに足らないかもしれない。
称名寺というのは慶長初年に能登から辿りついた坊さんの開いた寺だ。もちろん角海にはすでに部落があった。それが昔は海賊部落かもしれないというわけだ。そこは砂丘の角田浜とちがって、山裏の古い古い土地であり、しかもその山は大彦の命を祀った古い社のある山だ。そしてその山際の寺泊のあたりが佐渡と結ぶ昔の舟路であったし、直江津から北へのぼるにも概ね海路を辿っていた往昔、ちょうどこの角海のあたりに海賊部落があったと考えるのはむしろ非常に適切だ。地理的に、地形的に、まさにその唯一のところという感さえする。この超越した主人の言葉は、非常に現実的でもあったのである。
毒消し部落も美人系という伝説がある。