후리가나로 읽는 일본 고전
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あんごむしゃしゅぎょう
安吾武者修業
坂口 安吾의 安吾武者修業(あんごむしゃしゅぎょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,724자 · 22화면
横ッチョに寝てブラブラしている剣が突然敵の頭上へおどりかかるのだ。その一手である。突きもないし、横なぐりも殆どやらない。たぶん、真剣勝負とはそういうものなのだろう。馬庭念流には真剣勝負専門の一手あるのみで、余分の遊び手やキレイ事が全然ない。百姓剣法なぞとは大マチガイで、これぐらい真剣勝負に徹した剣法は類がなかろう。
弟子が打ちこむと、先生がうけとめて、打ちこんだ木刀をさらにグッと押させる。打ちこむごとにこれをやらせる。打ちおろした力の強さ、押しつける力の強さをはかって上達を見わけるのだが、打ち下した木刀をさらに力いっぱい押しつける稽古など、真剣専門の稽古でなくて何であろうか。竹刀でパチパチなぐりッこの他の剣術とは類がちがうのだ。だから、高弟二名が真剣をふるって行う型は最も見事である。
江戸のころ、剣術使いをヤットー使いと云ったものだが、馬庭では今でもヤットーというカケ声を用いている。ヤットー。ヤヤヤ、トトトー。エー。オー。実戦さながらに勇ましい。面小手も昔のままの珍妙なもので、袴も普通の袴をつけ一々モモダチをとってから木刀を構える。試合がすんで礼を終えて後に至っても油断しない。