후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ よせばやし
寄席囃子 正岡容寄席随筆集
正岡 容
正岡 容의 寄席囃子 正岡容寄席随筆集(ずいひつ よせばやし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,259자 · 222화면
と芝居がかりで飛び出していって睨みつけたら、
「冗、冗談言うねぇ」
さすがにチンピラでも、やくざものの端くれ、
「そんなものが怖くって、縁日の肥後守を売ってる爺さんの前が通れるけえ」
とばかり、これがてんで受けつけない。
「おやこの野郎」
一瞬、いささか、鼻白んだが、さりとて到底このまま引き下がってしまえるわけのものでもない、ようし一の矢が外れたらすかさず今度は二の矢といこう、どっこいこっちにゃまだまだ奥の手がちゃあんとあるんだとばかり太郎、
「若僧。じゃ、短刀は怖くねぇのか」
「ねぇ!」
「ウムいい度胸だ」
ニンマリ笑って、
「ならこれだ今度ァ」
いきなり懐中へ手を入れるが早いか、ニョロニョロと掴み出した、かねて寵愛の赤棟蛇、ゾロッとそいつを卓子の上へ置いたら、
「ウ、ウワーッ」
よっぽど蛇嫌いだったとみえる、あンちゃんたちまちいまし方までの威勢はどこへやら、全身俄に強烈な電気にでもかかったように硬直して棒立ち、身体中真っ青になりつくして、後をも見ずにアタフタ表の方へ駆け出して行ってしまった。
「ざまァ見やがれ青二才め」
凱歌を上げると日本太郎、どうやら清水次郎長か国定忠次にでもなったつもり。