일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こじまのはる

小島の春

光田 健輔

光田 健輔의 小島の春(こじまのはる)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,588자 · 4화면

아오조라 문고

それかあらぬか女史は大久保病院で細菌学及内科を、養育会で小児科を研究し、昭和七年再び手紙で就職を交渉せられたが医官満員で返事をしなかった。所が西原、五十嵐の両先輩から長島に行って直接談判をしなければ駄目であると教えられ、行李をまとめて長島にこられた。其時船越の桟橋から黒の袴をはいて沈み勝ちに上陸して女性は、すっかり忘れておったが女史であった。無論患者は定員超過で困っていた時であったから医局で歓迎した。女史は熱心に内科の診療に従事して、診断正確治療綿密を以て同僚及患者から信頼せられた。

本篇は診療の間を利し「つれづれの友となれ」という御歌の御心を畏みて土佐、徳島、岡山等各地の患家訪問の記録である。女史の臨床上にも一事をゆるがせにする事の出来ない特性は家庭訪問の上にも到る処に発揮せられている。即ち××島の患家訪問の序には附近の白砂、真釜島その他の癩の歴訪をも企て、瀬戸内海島々の浄化の端緒を開き、作北国境の癩をたづねては僅かの手がかりから頼まれもしない重症癩の住家に踏み込み、患者を死地より救い出し、土佐の癩をたづねては短時日の間に自転車の後ろに乗せてもらい、危険なる山坂を跋渉する等、顔を見ればやさしい女性であるが、やる事はやむにやまれぬ男まさりである。