후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうせつ えんちょう
小説 圓朝
正岡 容
正岡 容의 小説 圓朝(しょうせつ えんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 163,270자 · 325화면
何とおもったか晩酌を一本きりでやめた師匠が、いつにない上々の機嫌でいいだした。
「ありがとうございます、何分どうか」
何度目の正直だろう、でもうそもかくしもないところ、その都度、手の舞い、足の踏みどころをしらないといってよかった小圓太だった。いそいそ立ち上がって大急ぎでその辺を片づけると、
「では師匠お願いいたします」
お辞儀をしてチョコナンと師匠の前へ坐った。
「ウム」
大きく肯いて師匠も居ずまいを直した。いよいよ稽古が始まろうとしたときだった、玄関のほうで人の訪う声がした。
「あの杉大門の御主人がお見えになりましたが――」
次の間へ手をつかえておしのが取り次いできた。
「エ、杉大門が。そりゃ珍しい。オイすぐこっちへお通し申せ。そうして小圓太、お前はな、早くお神さんやおしのを手伝って酒の仕度を」
いうかとおもうと、早くも上がってきた頬に刀傷のある目の険しい五十彼是の渡世人上がりの四谷杉大門の寄席の主へ、
「よウよウ珍しい珍しい兄貴、相手ほしやでいま困ってたとこなんだ、さ、今夜ゆっくり遊んでってくれ、夜明かしで飲み明かそう」
たちまち外面のいい圓生は相好を崩してこう迎えるのだった。