후리가나로 읽는 일본 고전
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こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
小酒井 不木의 少年科学探偵(こさかいふぼくしゅうはしがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,885자 · 308화면
富田氏は拳骨団の脅迫状の文句を恐れて、はじめは少し躊躇しましたが、肝心の俊夫君がおらなくなりましたので、ついに私の提言に賛成しました。
私が警視庁へ電話をかけると、都合よく俊夫君のいわゆる「Pのおじさん」すなわち小田刑事が宿直で、電話口へ出てくれました。私が今朝からの一部始終を簡単に話すと、小田さんは、それはたいへんだ、俊夫君が誘拐されたと聞いては一刻も捨てておけない、電話ではじゅうぶん事情を聞くことができぬから、これから宿直の代理を頼んで、すぐさまそちらへ出かけるという、うれしい返事をしてくれました。
私はなんとなく急に元気が出たように思いました。小田さんが来てくれさえすれば、警視庁の巡査は幾人でも借りることができる。もし悪漢の在所さえわかれば、たちどころに捕縛することができるではないか。
しかし、しかし、悪漢の在所は? 私はそれを考えて、顔を曇らさざるを得ませんでした。たとい小田さんが来られたとて、おそらく悪漢の在所を知ることはできないではないか。
こう考えているとき、電話のベルが鳴りましたので、はッと思って受話器を耳にあてると、それは富田氏邸の女中で、私が用向きを聞くと、夫人を乗せていったタクシーの運転手を調べたところ、夫人は須田町の交差点で、急に用事ができたからとてお降りになり、そのまま運転手に