후리가나로 읽는 일본 고전
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こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
小酒井 不木의 少年科学探偵(こさかいふぼくしゅうはしがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,885자 · 308화면
たが、俊夫君はいっさい断ったばかりか、製作室の中へは私をさえも近づけないで、自分ひとりで仕事を始めました。
ここで私は、頭蓋骨の肉付けということを一応皆さんにお話しておこうと思います。頭蓋骨の肉付けと申しても、人間の肉をつけることではなく、一口にいうと、頭蓋骨の表面に一定の物質を塗りつけて、生きていた時の顔を作りだすことであります。
それには通常、彫刻などに使用される「プラスチリン」を塗るのがいちばん便利であると言われております。頭蓋骨を見ただけでは生前どんな顔をした人かは分かりませんが、肉付けをして、その人の顔を知った人に見せれば、すぐ誰それであるということが分かるから便利であります。
この頭蓋骨の肉付けということはけっして容易な業ではありませんが、従来、西洋で肉付けに成功した人は稀ではありません。今から三十年ほど前ドイツのライプチヒ市の某教会の墓地から、音楽家バッハの遺骨が掘りだされたとき、バッハの骨が他の人々の骨とまじり合っていましたので、頭蓋骨に肉付けして判定することになり、解剖学者のヒス教授がその任に当たりましたが、教授は彫刻家のゼフネルを指導して肉付けをさせましたところ、バッハ生前の肖像に酷似した像ができあがったのであります。