후리가나로 읽는 일본 고전
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こさかいふぼくしゅうはしがき
少年科学探偵
小酒井 不木
小酒井 不木의 少年科学探偵(こさかいふぼくしゅうはしがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,885자 · 308화면
「どうも見たことのある筆跡だ」
と俊夫君はしばらくして言いました。
「兄さん、この字は、筆の軸の端に糸をつけ、高い所から吊るして書いたものだよ。そうすると、どんな人でもちがった筆跡になる」
それから二三日は何事もなく過ぎましたが、四日目の朝、赤坂の叔父さんから、俊夫君に、急用ができたからすぐ来てくれと電話がかかりました。俊夫君はハッと思ったらしく、探偵用道具の入った鞄を私に持たせて、叔父さんの家にかけつけました。
先方へ着くと、叔父さんは待ちこがれたと言わぬばかりに、私たちを書斎に案内して、
「実は俊夫! ゆうべ、ダイヤを盗まれたんだ!」
「えっ?」
といつもあわてたことのない俊夫君も、少しく顔色を変えました。
「俺にもお前にも大切な品だから、まだ警察へは届けてないが、お前一人で探偵できるか?」
と叔父さんは尋ねました。
「一人でやります」
と俊夫君はきっぱり言いました。
「よろしい。それでは盗まれた次第を話そう」
こう言って叔父さんは次の話をしました。
紅色ダイヤはいつも書斎の金庫の中にあるが、今朝食後に叔父さんが、書斎で新聞を見ようと思って入ってこられると、金庫の扉があいていたので、ハッと思って調べてみると、別に何一つ失っていない。