후리가나로 읽는 일본 고전
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びょうぶはたたまれた
屏風はたたまれた
山本 周五郎
山本 周五郎의 屏風はたたまれた(びょうぶはたたまれた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,953자 · 24화면
二人か三人はいたようであるが、こんどその側室の一人に世子が生れたのだそうで、信濃守は云うまでもなく、藩の重臣たちもひじょうによろこび、家中ぜんたいに祝いの酒肴が出た。七夜には御殿で、重職たちのために祝宴があり、若君に初の対面が行われた。
「肥えた丈夫そうな若君だ」と伊与二郎は帰って来て云った、「これで御家も安泰、ひなというお部屋さまのお手柄だ」
父は珍しく酔っており、赤い顔で、いつもに似ず多弁だった。それからふと不満そうに弥十郎を見て、「まだ心がきまらないのか」と訊いた。若君に対面して、自分も孫が欲しくなったのであろう。弥十郎はさりげなく受けながして、そうそうに父の前から退散した。
九月の月見に、弥十郎は二人の友達を伴れて、橋場の「川西」へいった。お秋という女中が出て来て、まだ顔を覚えていたのだろう、女主人に訊いて来て「どうぞ」と云った。
「いやに格式ばるじゃないか」
「馴染み客でないとあげないんだ」と弥十郎が友達に説明した、「その代り静かだよ」
あの座敷ではなく、べつの八帖にとおされた。他の座敷にはみな客があり、片方では三味線や唄の声がするし、片方では高声で談笑するのが聞えた。