후리가나로 읽는 일본 고전
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そううんきょうよりだいせつざんへ
層雲峡より大雪山へ
大町 桂月
大町 桂月의 層雲峡より大雪山へ(そううんきょうよりだいせつざんへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,082자 · 20화면
石狩川は下流に石狩平原を有し、中流に旭川平原を有し、上流に留辺志部平原を有す。留辺志部平原が、石狩川の有する最後の平原にして、これより、いよいよ山の中也。比布より下愛別へ三里、下愛別より中愛別へ一里半、中愛別より留辺志部へ三里半、今日は八里の路を歩けり。
真勲別に至りて、山の根に取りつき、層雲別に至りて、いよいよ層雲峡に入る。魚槍を肩にし、創口より血なお滴れる鱒を提げたる男、霧の中より露われ来る。掘立小屋に酔うて歌うものあり。旧土人なりといえり。石狩川は名だたる大河、中流にて神居山脈を貫き、上流にて大雪山の腰を貫く。いずれも貫くに急湍を以てせずして、平流を以てす。神居山脈を貫く処に神居古潭あり。大雪山の腰を貫く処、即ち層雲峡也。神居古潭は北海道の勝地として世に知られたるが、深さの非凡なる外には格別の風致もなし。層雲峡はいまだ世に知られざるが、天下の絶勝也。石狩川ここにておよそ五里の間、高きは二千尺、低きも千尺を下らざる絶壁に挟まる。川の幅は、三、四十間より漸次狭くなりて、終に十間内外となる。水は浅くして、ほとんど音なし。石狩川も神居古潭あたりは濁れり。