일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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そううんきょうよりだいせつざんへ

層雲峡より大雪山へ

大町 桂月

大町 桂月의 層雲峡より大雪山へ(そううんきょうよりだいせつざんへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,082자 · 20화면

아오조라 문고

旭川あたりも澄まず。層雲峡に至りては、澄みて底石数うべし。両岸の絶壁は、相距ること、始めは十町内外、五、六町となり、一、二町となり、終に十間内外となる。その絶壁の頂は一様に平かなるに非ず。巌峰の連続にして、支渓おりおり単調を破る。その巌峰は流紋岩にして、柱状の節理を成す。奇怪といいても尽さず。霊妙といいても尽さず。ただこれ鬼神が天上に楼閣を造れるかと思わるるばかり也。

その鬼神の楼閣に迎えられ、送られ、近く石狩川の清流に接して、青葉茂れる木下路を行く心持、ああ何にか譬えん。加藤温泉とて、思いがけずも、一軒の家あるに、如何なる泉質かと鼻にて先ず知りしが、手を入れて、硫黄泉なるを確めぬ。もとは、ほとんど直立せる巌壁を横絶したりけむ、今は丸木橋にて渡りて、間もなく、塩谷温泉に投ず。五里の層雲峡中、人家あるは、加藤温泉と塩谷温泉との二軒のみ也。他にあらば、原始的の粗末なる家なるべきも、ここにては仙家也。熊の皮に迎えられて、炉火に対し、一杯の酒を飲めば、身既に仙化す。温泉は塩類泉にや、硫黄の気の鼻を衝かぬも、病なき身の疲を医するには、いとうれし。このあたりは河原広く、かつ長く、川の中に巨大なる蓬莱巌ありて、二つの丸木橋にて、彼岸に達すべく巌頭に立てば、大雪山の数峰の頂も見えて、川を見上げ、見下す風致も、浮世のもの