일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やまのこんじゃく

山の今昔

木暮 理太郎

木暮 理太郎의 山の今昔(やまのこんじゃく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,554자 · 42화면

아오조라 문고

蓼科神(正六位上)       信濃国     陽成天皇元慶二年九月従五位下。

尚お洩れたるものが多いであろう。既に位階勲等を有する神は、早く叙任されているのであるが、史上に其記事が欠けている。仁明天皇以後陽成天皇に至る迄の間は、諸国の神社に位階を授くる記事が非常に多いことは注目に値する。山に異変があり、気候が不順で、世の中が騒がしかった等の関係もあって、それが直に当時の人心に至大の影響を及ぼすような不安な社会状態にあったのではないかと推察されるし、又其頃から高徳な僧侶に依って各地の名山大岳が禅頂され、山神の霊験が称えられて、自然国司から朝廷に奏聞するようになり、それが一の原因となったかとも想像される。当時朝野を通じて神仏の信仰が盛であったことは、国史其他に明文がある。

是等の神が山其物を崇めたもので、当初から大己貴命又は倉稲魂命というように、祭神が斎かれていたものではなかったと思われることは、『延喜式』の祝詞が之を語っているようである。例えば春日祭に

天皇が大命に坐せ、恐き鹿嶋に坐す健御賀豆智ノ命、香取に坐す伊波比主ノ命、枚岡に坐す天之子八根ノ命、比売神、四柱の皇神等の広前に白さく。