후리가나로 읽는 일본 고전
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やまのこんじゃく
山の今昔
木暮 理太郎
木暮 理太郎의 山の今昔(やまのこんじゃく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,554자 · 42화면
我国の山名に倉の字の付く山が非常に多いのは、座が磐であったことから転じて磐をクラと呼ぶようになり、それが後には物を貯うる岩窟のクラと混同した為であろう。本来は神のいます山の意であったと思われる。
山を神と崇めた例は殆ど枚挙するに遑がない。大和・越中其他に在る二上山は即ち二神山で、二峰駢立した一方を男神とし、他方は女神と崇めた為に生じた名である。筑波山なども之に属するものであるが、ここでは早くから存して優勢であった地名が山名となったものと思われる。富士山の浅間神、白山の白山比神、立山の雄山神、伯耆大山の大山神、阿蘇山の阿蘇比※(「口+羊」、第3水準1-15-1)神、鶴見岳の火男神・火売神・陸中駒ヶ岳の駒形神、磐梯山の石椅神、月山の月山神、刈田岳の刈田嶺神等は、国史に散見する重なる神名を挙げたものに過ぎないのであるが、山の高低に拘らず其所在地に於ける顕著な山に鎮座する地方地方の神に至っては、全く数え切れない程に多いのである。独り山のみに限らず温泉、奇巌、洞窟等に至るまで、皆霊妙不可思議な神秘的存在として神と崇められたことは何人も知っている通りである。