후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
いけぶくろのみせ
山之口貘詩文集
山之口 貘
山之口 貘의 山之口貘詩文集(いけぶくろのみせ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 44,477자 · 93화면
を言ったことに対し、フランス人氏は立ち所に、それは日本的考え方だよ、とか言ったという。
僕は、そのフランス人氏の言葉の指ざしているこの日本に、ひとつの思想的傾向を帯びるや否やあの莫大な財産を清算したかつての有島武郎氏を思い出した。
もうひとつ、これも日本的というものであろうか、どうせ食えない時代だから、食えないことを覚悟の上で、文学に精進するのだという作家の心構えだ。そういう心構えはフランスあたりに流行していたのであろうか。そのような作家をいながらにして見せつけられるということは、日本の文学の意気地なさが感じられる。食えない覚悟まで文学のために持たなくてはならぬのだから日本の作家は瘠せ細って死んでしまう傾向がある。食えない覚悟を文学のために持つだけのほんとうの勇気があるならば、食えない時代のためになぜ食う覚悟を持たないで、しかも文学を舐めてばかりいるのだろうか。
時代が食えない時代だから、食えない覚悟で、文学の消費は、ジイドを舐めヴァレリイを舐め相当に行われているにもかかわらず、その生産面に於ては彼等の比でないと考えられようが、それは仕方がないと答えることによってすますつもりでいるのだろうか。