일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまでらのかい

山寺の怪

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 山寺の怪(やまでらのかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,147자 · 13화면

아오조라 문고

僅か一町くらいしかないように見えていた花の林は長かった。武士は不思議に思いながら七八町ばかりも往ったが林を出はずれないので立ち停まった。立ち停ったはずみに古い古い小さな門を見つけたのであった。

「寺らしいぞ」

武士の固くなっていた気もちがほぐれてしまった。武士は好い気もちになって門の中へ入って往った。それは一室しかないような小さな寺で、戸締のない正面の見附の仏壇の上には黒く煤けた金仏が一つ見えていた。庭は荒れて雑草が生えていた。武士は何人かいないかと思って見附へ往った。そこは縁側もなかった。室には藺莚のような黄ろくなった筵を敷いてあった。武士の眼は再びゆくともなしに仏壇の上の仏像に往った。仏像の左の眼は潰れていた。武士は未だかつて隻眼の仏像を見たことがなかったし、またあるべきはずもないと思ったので、眼のせいではないかと思って見なおした。しかし、やっぱり仏像の左の眼は潰れているのであった。武士は不思議な仏像もあるものだと思って、ふと室の左の方へ眼をやった。そこには老僧と小僧が差向って碁を打っていた。老僧は痩せてひょろひょろした体に鼠色のどろどろした法衣をつけていた。