일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あずさがわのじょうりゅう

山岳紀行文集 日本アルプス

小島 烏水

小島 烏水의 山岳紀行文集 日本アルプス(あずさがわのじょうりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 138,795자 · 274화면

아오조라 문고

ろに集まって来るらしい、鳥はひんから、ひんからと啼く。

傾斜が次第に急になる、白檜も段々小さくなる、谷々の風が吹き荒んで、土をくずし、樹を吹き折り、上から押し流すので、傾斜がなお急になるのであろう、また一筋の路が深林の中を横ぎっている、何でも奈良田の人が、材木を盗伐するために、拓いたので、この道は広河内から一里半の上、池の沢というところから初まって、奈良田から四里もあるという、白河内の谷まで切ってあると、晃平は語った、唐檜の伐り痕の、比較的新しいのは、それかも知れない、彼らは盗伐して、板に挽いて、曲げ物のように組んで、里へ出すのである、林務官などが殺されたりするのも、こういう路で、不意に盗伐者に邂逅するときである、野獣のような盗伐者は、思慮分別もなく、牙を咬んで躍りかかり、惨殺して後を晦ましてしまうのである。

白檜の丈も、四、五尺になった、山の頂は直ぐ額の上にあるかして、水分を含んだ冷たい空が、俄にひろくなる、樹影に白い花が、チラリと見えた、誰が叫ぶとなく、石楠花石楠花という声が伝わった、そりゃもう登山家でなくては、想像の出来ない、世間も、人間も忘却した、心底からこみ上げて来る嬉しい声が、この一株を繞ぐって起った、白峰の雪は白い、その雪解の水を吸って育った、石楠花の白花は、天風に芳香を散じて、深林の中に