후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
「へたの考え何とかといわあ。なあ安、どうだ。屋敷を一まわりしてみようじゃあねえか」
「ようがしょう、何かとび出さねえとも限りやせんから」
「うむ、化け物が巣をくった跡でもあるかもしれねえ」
玄関から建物にそうて、横手へまわって裏へ出る。亭を張った井戸がある。
のぞいていると、
「えへん」
遠くで咳払いがする。
水の底から?
文次はぎょっとしてそこらを見まわした。ひら、ひら、ひら、と花が散る。
「えへん」
何だ、おどろくことはない。饗庭の邸に人がいるのだ。
一面の桜の上に、船のように遠く浮かんで、饗庭の二階が見える。その縁に立って、じっとこっちを望んでいる人物、豆のように小さく、黒文字のように細いが、忘れもしないさっきのお殿様、饗庭亮三郎である。
「またにらんでやがらあ」
こう思うと文次は、わけもなくおかしくなった。
「ねえ親分――」
妙にしんみりした口調で、御免安がいっている。
「その鎧櫃とかに何がへえってたのか親分はほんとに御存じねえんですかえ」
「それがよ、閑山は俺にあ五百両の金を入れといたと話したが久七には具足といったらしいんだ。何だかわからねえ」
文次はちらと安兵衛を見る。