후리가나로 읽는 일본 고전
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こうせつきょうほうずえ
巷説享保図絵・つづれ烏羽玉
林 不忘
林 不忘의 巷説享保図絵・つづれ烏羽玉(こうせつきょうほうずえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 365,120자 · 728화면
これを引くのだ。
これを引けば、ぐっと手ごたえがあって、戸棚の天井が一枚の板となって釣り橋のように口をあけるであろう。ひとりずつ静かに上がりこめばわけはない。
上がり込んだ上は、下から見た天井と、上から見た天井とのあいだに、つまり二重に張った天井の中間がようように腹ばいにはえるくらいの空隙になっていて、それが家じゅうの天井をおおいつくしていた。
この低い二重天井へはい上がって、一同鳴りをしずめていたのだから、税所邦之助の一行が捜し当て得なかったのもむりではない。やっと腹ばいになってはいれるくらいの高さだから、二重天井になっていても、気のつくほどではないのだ。これでまんまと捕方を煙にまいたわけである。
さて、この箱のような二重天井の一隅に砂を敷き、藁で囲って、いつのころからか不思議な植物が栽培されていた。玄鶯院が呼んで「嗜人草」といっているのがそれである。
千代田城の伺候を辞してから、蘭医玄鶯院はしばらく曽遊の地長崎に再び自適の日を送ったことがある。そのとき、ある和蘭船のかぴたんから隅然手に入れたのがこの妖異きわまる嗜人草の苗であった。
嗜人草は、南方の砂原須原の内地に産する怖草の一種で、むかしはこれのために旅人が悩まされ、隊商のむれがたおれたものであるが、いまはだんだん少なくなって、それほどの害も及ぼさ