후리가나로 읽는 일본 고전
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,795자 · 6화면
暫く話を途切らしたんで、少し調子がおかしい……何処まで話したっけ……さよう……この前の話の処でまず一段落附いたことになっていた。これからは、ずっと、私の仕事が社会的に働きかけて行こうという順序になるので、私の境遇――生活状態もしたがってまた実際的で複雑になって行くことになりますが、話の手順はかえって秩序よく進んで行くことと思う。
ところで、今日は暫くぶりであったから、無駄話を一つ二つして、それから改めてやることにしましょう。この話は堀田原の家を師匠が売ったについて、寿町へ立ち退いた時代で、明治十二年の頃、父兼松が六十一、二、私が二十六、七という時、随分他愛もない話であるが、私の記憶には印象の深いものとなっている。……東京の年中行事の一つである鳥の市で熊手を売ったという話や、葦の葉の虫のおもちゃを売った話など……今日、こうして此所に坐っておってその当時のことを考えると不思議な気がします。
私の父兼松は、もはや還暦に達した老人となったが、至極達者なもので、私が一家のことをやっているので、隠居で遊んでいてもよろしいのであるけれども、始終、何かしら自分で働くことを考え自分の小遣い位は自分で稼いでいる、何といって取りとまったことはないが、前申す如く、大体器用な人で手術は人並みすぐれている所から、何かしら自分の工夫