후리가나로 읽는 일본 고전
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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,415자 · 5화면
御徒町に転宅しまして病気も概かた癒りました。
その時が明治二十年の秋……まだ本当に元の身体には復しませんが仕事には差し閊えのないほどになった。
すると、その年の十二月、皇居御造営事務局から御用これあるにつき出頭すべしとの御差紙が参りました。何んの御用であるか、いずれ何かの御尋ねであろう、出て行けば分ろうと思って出頭しますと、皇居御造営について宮城内の御間の御装飾があるによってその御用を仰せつけられるということであったので、誠に身に取り名誉のことで、有難き仕合わせと謹んでお受けをして退出したことでありました。
この皇居御造営の事は日本美術協会の方にも関係がある。協会の役員の一人である山高信離氏は御造営の事務局長でありました。氏は当時有数の博識家で、有職故実のことは申すまでもなく、一般美術のことに精通しておられ、自ら絵画をも描かれた位でありますから、建築内部の設計装飾等の万般について計画をしておられまして、各種にわたった技術家諸職工等を招きそれらの考えを聞き、自分の考えと参考斟酌して概略のところをまず決定されておられたようなことであった。それで氏は私のことをも美術協会の関係上多少知っておられ、私の技術をもお認めになっておったものか、氏のお考えによって私にも御用を仰せ附けられた次第であったことと思われます。