후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しきぶこうじ
式部小路
泉 鏡花
泉 鏡花의 式部小路(しきぶこうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,847자 · 149화면
俤はその名である。月のような日中の橋も、斉しく麗人の姿を宿した。
それまで彳んだ娘の思は、これで通ったものであろう。可愛い唇の紅を解いて、莞爾して顔を上げた。身は、欄干に横づけに。と見ると芳紀二十三? 四。目色に凛と位はあるが、眉のかかり婀娜めいて、くっきり垢抜けのした顔備。白足袋の褄はずれも、きりりと小股の締った風采、この辺にはついぞ見掛けぬ、路地に柳の緑を投げて、水を打ったる下町風。
恍惚と顔を上げ、前途を仰ぐように活々した瞳をぱっちりといたが、流を見入って、疲れたか、心にかかる由ありしか、何となく弱々と、伏目になってうつむいて、袖口を胸で引き合わすと、おのずからのように、歩が運んで、するする此方へ。
渡り越して、その姿、低い欄干を放れると、俤橋は一点の影も留めず、後になって、道は一条、美しくその白足袋の下に続いた。
さて小店の前を通った時、前後に人はなし、床几にも誰も居らず、目白もかくれて、風も吹かず、気は凝って寂としたから、その柿と、梨と、こつこつと積んだのが、今通る娘のために、供物した趣があったのである。
通りかかりに見て過ぎた。娘の姿は、次第に橋を距って、大きく三日月形に、音羽の方から庚申塚へ通う三ツ角へ出たが、曲って孰方へも行かんとせず。