일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しきぶこうじ

式部小路

泉 鏡花

泉 鏡花의 式部小路(しきぶこうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,847자 · 149화면

아오조라 문고

「話の続は、今その吾妻コオトを着た処でしたな。それから、同一く、それもやはり、とって置いたものらしい。藍鼠の派手な縮緬の頭巾を取って、被らないで、襟へ巻くと、すっと車へ乗る。庭に居たものは皆一斉にそっちの方。

母衣をきりきりと巻き下ろして、楫棒を上げる内に、お夏さんは乗りながら、袂から白いものを出した。ヤ、最中を棄てるのかと思うと、そうじゃなかったんで、手巾でげす。

でね、妙なことをしたというのは、もう一ツ小さな壜を取出して、その手巾の中へ、俯向けにしました。車が二三間駆け出す内に、はらはらと、肩から胸へ振りかけたと思うと、その壜を、母衣のすかしから、白い指で、往来へ棄てたんでがす。

後で知れました。白書薇の香水なんで。山の井医学士夫人、子爵山河内定子は、いつでもこの香水の薫がする。

と、お夏さんが愛吉に教えておいたものだッて、いうじゃありませんか。

何と驚いたものでがしょう。その袖の香を心当てに、谷中のくらがり坂の宵暗で、愛吉は定子(山の井夫人)を殺そう。お夏さんは定子になって殺されようという、――まだもっとも、他に暗号も極めてあったんではありますがな、髪を洗って寝首を掻かせた、大時代な活劇でさ。