후리가나로 읽는 일본 고전
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おうまじるしはいしゃく
御馬印拝借
山本 周五郎
山本 周五郎의 御馬印拝借(おうまじるしはいしゃく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,483자 · 43화면
のだが、敵の監視の網をくぐるのに時を費し、菩提山の北がわの嶮路を攀じてようやくたどりついたのであった。考えたよりも余分の矢弾丸と、食糧に添えて酒が来た、けれどもそれより意外だったのは浜松に在る家族からの音信が託されてあったことだ、これはまったく予想もしていなかったので、そこにもここにも歓びの叫びがあがった。……源七郎には掛川にいる榊原康政からの密書と、そして浜松の三村勘兵衛からの手紙がわたされた。かれは自分の詰所へはいり、小さな燈明の光りの下でそれを披いた、康政の書面は決戦の期を知らせるもので、……おん旗下本軍は六月十七日午後大井川を渡って進攻する、菩提山の諸士は当日万難を排して敵兵力を日没まで牽制せよ、そういう意味のことが簡単な力づよい文章で記してあった。源七郎は読み終ると共にふと微笑し、燈明の火をうつしてそれを焼き捨てた、それから三村勘兵衛の手紙をとって封を切ったが、中から出てきたのは信夫の文であった、気づいてみると封の手跡も信夫のものである、源七郎はなにごとかと思い、燈明をひき寄せて読みはじめた、……とりいそぎ申上げまいらせそろ、文はそういう書きだしで、出陣の日の出来事が正直に書いてあった、心ならずも虎之助に「はい」