일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おうまじるしはいしゃく

御馬印拝借

山本 周五郎

山本 周五郎의 御馬印拝借(おうまじるしはいしゃく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,483자 · 43화면

아오조라 문고

と答えた前後のところは文字もみだれているようで、いかにも切ない気持があらわれていた。……ひとすじに思い詰めたる御ようすなり、必死をかくごの御出陣と申し、いかにもいやとは申上げられず、夢うつつの如くはいとお答え申し候ことにござそろ、あなたさまへはお詫びの致しようもなき不始末、信夫の身にもとりかえし難き、……そこまで読んできた源七郎は、あとの文字を見るに堪えなくなって卒然と文を措いた、かれは片手で額を押え、低く呻きながら眼をつむった。はじめて謎が解けた、……信夫は自分と未来を云い交わしてある、そう云った虎之助の言葉が今こそよくわかる、たとえそれが虎之助のひとり合点だったとしてもその言葉に嘘はなかった、「……うん」源七郎はもういちど呻いたが、それからしずかに立って塁を出てゆき、望楼へと登っていった。深夜の望楼で、かれは独りなにを考えたのであろうか、それは信夫がいじらしいというただひとつの想いだった、そのとき「はい」と答えた信夫の心理が、源七郎には痛いほどあざやかに推察できる、ほかの者ならいいえと云えたであろう、事情は話せないまでも帰陣のうえでというくらいは口にした