일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おもいちがいものがたり

思い違い物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 思い違い物語(おもいちがいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 44,840자 · 88화면

아오조라 문고

妻のみね女もそれに異存はないらしかった。またかれらには二人の娘がいて、姉の千賀は十八歳、妹の津留は十七歳になるが、この娘たちも幾らか保留的に同感の意を表した。

「本当に温厚なおちついた方ですわ」

姉の千賀は含羞みながらこう云った。

「どんな大事な物でも安心して預けられる方らしいわ」

妹の津留は含羞まずにそう云い、それからちょっと視点を斜にしてから付け加えた、「そしてとッてもうまく静ウかにくしゃみをなさるわ」

平穏な日々が続いた。

泰助は寄合格で奉行総務という職に就き、山治家と城とを毎日ごく精勤に往復した。藩の人事異動に警戒を怠らない一連の人々は、泰助と接するにつれて自分たちの安全を確認し、ほどなく彼を無視するようになった。……この「一連の人々」というのは、領内の農工商業を管掌する関係役所の者、つまり勘定、納戸、作事、収納、普請など、各奉行所の主事支配といった人たちで、要するにその担当する事務上かなり多額な特別収入があり、その利得を守るために連合協力しているわけである。こんな事はいつの世どこと限らず、およそ「役所」があり「役人」がいる以上は必ず付いてまわるし、そこはどうもやむを得ないものらしいが、……そういう実情からして、江戸邸から誰か転任して来る者があると、かれらはまず検査官ではないかと疑い、相当以上やきもき