후리가나로 읽는 일본 고전
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せいかくひはんのもんだい
性格批判の問題
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 性格批判の問題(せいかくひはんのもんだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,808자 · 16화면
」というレーニンの言葉を作者から聞かせられるだけで、さてそれだけだとすると、余りに淋しいではないか。そのために、都会の総括的叙述と市電の或る危険箇所の記述とを冒頭にした、面白い――そして作意の強烈な――構想までが死んでしまっている。芸術も階級闘争の武器以外の何物でもない、とするならば、どうせ芸術という武器を使う以上は、芸術的に傑れた武器である方がよいだろう。
茲で、こういうことが考えられる。人間は、眠っていない限り、誰でも絶えず動いている。それが前進であるか後退であるかは別として、絶えず動いている。ところが人生に於ける動き方は、前後左右とも各人の自由である。それが、一つの事件によって、或る者は右に行き、或る者は左に行く。その行程を延長すると、運命という言葉で表現されるものを形成する。然るに吾々はもはや、運命の決定要素を、神とか宿命とかいう神秘境には認めない。吾々はそれを、当人の生活姿態と性格とのうちに認める。右方へ行く者は、右方への運命を辿る者は、余程の偶然事がない限り、必然にそうなるべき生活姿態と性格とをもっている。物理的な自由さは、人事的条件によって制約される。