일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいじんにじゅうめんそう

怪人二十面相/少年探偵団

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 怪人二十面相/少年探偵団(かいじんにじゅうめんそう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 212,130자 · 422화면

아오조라 문고

」

浮浪人は、またしても、にぎりこぶしをふりまわして、憤慨するのでした。

「名まえはなんていうんだ。」

「赤井寅三ってもんだ。」

「どこの身うちだ。」

「親分なんてねえ。一本立ちよ。」

「フン、そうか。」

乞食はしばらく考えておりましたが、やがて、何を思ったか、こんなふうに切りだしました。

「二十面相という親分の名まえを知っているか。」

「そりゃあ聞いているさ。すげえ腕まえだってね。」

「すごいどころか、まるで魔法使いだよ。こんどなんか、博物館の国宝を、すっかりぬすみだそうという勢いだからね……。ところで、二十面相の親分にとっちゃ、この明智小五郎って野郎は、敵も同然なんだ。明智にうらみのあるきみとは、おなじ立ち場なんだ。きみ、二十面相の親分の手下になる気はないか。そうすりゃあ、うんとうらみが返せようというもんだぜ。」

赤井寅三は、それを聞くと、乞食の顔を、まじまじとながめていましたが、やがて、ハタと手を打って、

「よし、おらあそれにきめた。兄貴、その二十面相の親分に、ひとつひきあわせてくんねえか。」

と、弟子入りを所望するのでした。

「ウン、ひきあわせるとも。明智にそんなうらみのあるきみなら、親分はきっと喜ぶぜ。