일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ハムレット

怪奇探偵小説傑作選3 久生十蘭集 ハムレット

久生 十蘭

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N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 72,034자 · 142화면

아오조라 문고

、第3水準1-87-80)がいるとすれば、どんな方法かで、そこから移行して来たものでなくてはならぬ。たぶん、黒竜水道が氷結した時、ラザレフ岬の隘峡の上を渡ってやって来たのだろうというところへ、博士の考えがだいたい、落着きかけていた。

ところで、博士が、背中に杖をかくして、そろそろとそのほうへ近づいて行くと、シベリヤ※(「けものへん+章」、第3水準1-87-80)は、ヒラリと身をかわし、恵須取山の旧火口の中へ、ピョンと飛び込んでしまった。

たったこれだけのことだが、これが博士の世界的発見に、重大な示唆を与えることになったのである。

博士は、こんなふうに推断した。つまり、樺太の西海岸を縦走する樺太山脈が、正しく北緯六十度の線にそって北上し、露領樺太のアレクサンドロフスクの近くで、突然海中に入り、一種のフィヨルドを作りつつ、海底を北へ進み、カムチャッカ県のオホーツクの近くで上陸し、県界に東西に走っているスタノヴォイの横っ腹へ、ちょうど北緯六十二度三十分東経百四十度十七分の地点で、T字型に接触する。そして、この接触点がロバトカ山なのである。博士はこれで、ロバトカ山と樺太の恵須取山の旧火口までの間に、完全な「地球の抜け穴」