일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こいのでんしちろう

恋の伝七郎

山本 周五郎

山本 周五郎의 恋の伝七郎(こいのでんしちろう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,650자 · 60화면

아오조라 문고

木像ながら閻魔の御利益

通りを足早に歩いてゆく、やがて昌林寺前へとさしかかった。

木像ながら閻魔の御利益

昌林寺という寺の前から一丁ばかりは、片方は墓場、片方は籔と杉林の淋しい道になる、俗に籔小路といって、ほんの僅かな距離だが昼間でもひっそりとした場所だ。……すたすたと急ぎ足にやって来た三枝と下僕が、ちょうど寺の門前を通り過ぎたときである、まっ暗がりの中からとびだして来た伝七郎が、いきなり下僕の持った提灯を叩き落し、忠太郎が娘へとびかかって羽交い絞めにしながら手で口を塞いだ、「泥棒、どろぼう」なんと思ったか老下僕はそう喚きながら逃げだす、伝七郎はちょっとまごついた、「泥棒」と云われようとは思わなかったから。けれども理合を説いている暇はなかった、「伝さん来てくれ、痛え痛え」と忠太郎が悲鳴をあげている、彼は三枝に手を噛まれていたのだ、「猿轡を噛ませてくれ、手拭はおれのふところにある、いや縛る方が先だ、こう暴れちゃあ始末にいかねえ、い、痛え、指が千切れちまう、早くしてくんな」「ま、待ってくれ、もうじきだ」こっちは命までもと想っている人だから、痛くしまい怖がらせまいと手加減をするのでてきぱきといかない、だいぶまごまごしたが、それでもどうやら手足を縛り猿轡を噛ませて、二人で肩へ担ぐ