일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きょうふのまぼろしへいだんいん

恐怖の幻兵団員

大倉 燁子

大倉 燁子의 恐怖の幻兵団員(きょうふのまぼろしへいだんいん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,784자 · 28화면

아오조라 문고

枯れたカーネーション

「主人は至って無口で、それが帰還してからは一層口数が少なくなりましてね、何か訊いてもろくに答えないようなことが度々ございますの。詳しいことは宅へいらしてから申上げますが――」

「御主人のお部屋は家出なすった時のまんまになっているのでしょうね?」

「ええ。捜査願いを出しました時、手をつけるなと仰しゃったので、そのまんまにしてありますの。別に私が見ては変ったところはありませんが、とにかく、先生にいらして頂いて一度部屋中を御らん願おうと存じておりますの」

枯れたカーネーション

自動車は、白い洋館の前に停った。あまり大きな建物ではないが、ぐるりが広くとってあって、庭は一面の芝生だった。まだ空襲のままになって取りかたづけもしてないところなどがあるために、隣家といってもずっと離れているので、野中の一軒家というようなちょっと淋しい感じがした。

私は夫人のうしろに従って車から降りると、まず家の周囲を歩いてみた。

「御主人のお部屋は?」

夫人は立ち止って、半開きになっている窓を指差し、

「あの窓のある部屋ですの、ああして開け放しておくのは不用心ですから、廊下の方へ向いたドアに新らしく鍵をつけて、あすこだけを独立させたので戸締りだけは充分に出来ております。