일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あくまのもんしょう

悪魔の紋章

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 悪魔の紋章(あくまのもんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,280자 · 301화면

아오조라 문고

川手氏と宗像博士は初対面であった。川手氏は、木島助手の変死の悔みを述べ、遺族に対して出来るだけのことをしたいと申出で、博士の方では、この重大事件を、助手任せにして置いた手落ちを詫びた。

「承わると、犯人は妙な三重の渦巻の指紋を持った奴だということですが……」

川手氏はそれを聞き知っていた。

「そうです。三つの渦巻が上に二つ、下に一つと三角型に重なっているのです。若しや、古いお知合いに、そんな指紋を持っている人物のお心当りはないでしょうか」

博士が訊ねると、川手氏は頭を振って、

「それが全く心当りがないのです。指紋などという奴は、いくら親しくつき合っていても、気のつかぬ場合が多いものですからね」

「しかし、これ程の復讐を企てているのですから、あなたに余程深い恨みを持っている奴に違いありません。そういう点で、何かお心当りがなければならないと思うのですが」

宗像博士は、やはり少し青ざめた顔をして、じっと川手氏を見た。そこから、この資産家の旧悪を探り出そうとでもするように、鋭い目で相手の表情を見つめた。

「イヤ、そりゃ、わたしを恨んでいる人間がないとは申しません。