일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あくまのもんしょう

悪魔の紋章

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 悪魔の紋章(あくまのもんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,280자 · 301화면

아오조라 문고

全体の面積はさほどではなくても、往きつ戻りつの道の長さは驚くばかりである。

道が分れている箇所に出ると、小池助手はどちらを選ぼうかと迷った。若し間違った道に入り込んでしまったら、いつまでもどうどう廻りをするばかりで、果しがないからである。

「君、迷路の歩き方を知っているかい。それはね、右なら右の手を、藪の垣から離さないで、どこまでも歩いて行くんだ。そうすると、仮令無駄な袋小路へ入っても、二度と同じ間違いを繰り返すことがない。出鱈目に歩くよりも、結局はずっと早く出られるのだよ」

博士は説明しながら、右手で竹藪を伝って、先に立って、グングンと歩いて行く。小池助手は、成程そういうものかなあと思いながら、そのあとを追うのである。

長い竹藪の間々には、ありとあらゆる魑魅魍魎が、ほのかな隠し電燈の光を受けて、或は横わり、或は佇み、或は蹲まり、或は空からぶら下っていた。あるものはからくり仕掛けで、ゆっくりと動いていた。古池になぞらえた水溜の中から、痩せ細った手がニューッと出て、それから徐々に、お岩のように片目のつぶれた女の幽霊が現われ、見ていると、そのまんまるに飛び出した目から、タラタラと真赤な血が、とめどもなく流れ出すという、念の入った仕掛けもあった。