일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず

憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず

吉野 作造

吉野 作造의 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず(けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,839자 · 169화면

아오조라 문고

かくては選挙界の腐敗を来し、更に議会の堕落を導くのみならず、代議士をしてまた公然選挙権者一般の利益に反せしむる事になる。以て憲政の進歩を阻礙すること頗る夥しい。この点より見ても選挙権は出来るだけ広きに及ばねばならぬことは明白である。

選挙権が制限せられて居れば、議会は多くの場合において腐敗するか、少なくとも特権階級の利用するところとなる。かくてはせっかく民本主義の要求に促されて設けられた議会も、更に民本主義の用をなさざることになる。こういう理屈からして、各国においては一時盛んに選挙権拡張論が唱えられたのであった。彼らは初め憲法の制定、民選議院の設立、この二者に由って民本主義の要求は十分にこれを満足せしめ得べしと考えた。けれども暫くして実際の経験は彼らに教うるに、彼らの要求は民選議院の設立そのものによっては直ちに満足せしめられるにあらずして、民選議院がいかように構成せられるかに由って初めて達せらるべきものなることを以てした。初め彼らは民選議院の空名を得るに急にして、実質的組織の問題は深くこれを問わなかったのであるが、議院設立後の暫くの経験の結果、再び声を新たにして議会改造の必要を叫ばざるを得ざることとなったのである。