일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず

憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず

吉野 作造

吉野 作造의 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず(けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,839자 · 169화면

아오조라 문고

とにかく選挙権拡張論は、我々の最も真面目に研究すべき問題にして、また我々は今後最も熱心にこれを唱道せなければならぬ。世間に誤解があるだけ、我々は一方には識者の反省を求め、また他方には政界の迷夢を開き、以て近き将来においてこれが実施を見んことに努力せねばならぬ。

選挙法問題は、今日どこの国でも、憲政改善を説く議論の中心になって居る。けれども選挙権の拡張ということは已に解決を見たので、西欧各国の問題は更に一歩二歩先へ進んで居るのである。露西亜とプロシアとは、今なお我が国と同一程度にあるけれども、他の国は最近一九〇七年墺太利が普通選挙制を採用し、一九一二年伊太利がまたこれを採用したるを最後として、大抵解決がついた。しかして今は同じく選挙法問題を論争して居るとはいえ、普通選挙制度の精神を更に能く徹底せしむるための議論である。この事は直接我が国の憲政論の上に関係はないようであるけれども、我が国における憲政の重要問題を西洋のそれに比していかに遅れて居るかを明らかにするために、簡単にこれを説こう。即ち西洋では普通選挙制は已に普ねくこれを採用した。更に飽くまでその精神を貫こうという趣意から新たに二種の問題を起して居るのである。