후리가나로 읽는 일본 고전
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けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず
憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず
吉野 作造
吉野 作造의 憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず(けんせいのほんぎをといてそのゆうしゅうのびをなすのみちをろんず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,839자 · 169화면
しかして特別の理由に基づき普通選挙制によって組織する事となった帝国議会が、前記各種各様の意見の代表者である以上、行政当局者をして軽々しく議会の左右する所とならしめては、独逸帝国の基礎が甚だ険呑である。従って独逸帝国では帝国宰相の責任については憲法第十七条の二項において「皇帝ノ命令及ビ処分ハ帝国ノ名ニ於テ発セラレ、帝国宰相ノ副署ニヨッテソノ効力ヲ生ズ。帝国宰相ハコレニヨッテ責任ヲ負ウ」と定むるに止まり、何らその責任を糺すの細目の規定を欠いて居る。従って帝国宰相は専ら皇帝の信任によって進退し、全然議会の勢力の外にある。なおついでに申すが、独逸では我が国などのような政府というものはない。行政権の首脳は皇帝にして、皇帝の下にいわゆる帝国宰相あり、行政全般の実際の当局者として、すべての事務を法律上一身の責任を以て取扱って居る。故に表向き我が国のいわば国務大臣に当る如きものは独逸では帝国宰相一人である。従って彼は帝国宰相にして兼外務大臣という公の称号を有って居る。彼の下に別に外務大臣、内務大臣、陸海軍両大臣、植民大臣等があれども、これは帝国宰相の取扱う各種の事務の役所の主任という性質の者に過ぎない。