후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わがじんせいかん
我が人生観
坂口 安吾의 我が人生観(わがじんせいかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,737자 · 18화면
(傍点筆者)
平々凡々たる家庭に育った、ということを述べるに、特に「他人から見れば」とことわってあるのが注目に価する。この手記全体からもうかがえるが、彼は、自分の主観と、他人が見た場合とのケジメが大そうハッキリしており、彼の考えばいつも一応そこにこだわるのである。つまり彼の人生では、人が自分をどう見るか、ということ、人にどう見られているか、ということが、いつも主たる関心事であったのである。
このことは、彼が後日、愛人佐文の父と顔を合せたときの記述には、次のようになって表れてくる。
「そしてある日、思いだすのでさえ不潔感でぞっとする様な破廉恥な事が起きたのです。それも偶然でした。僕と彼女が同室に居った時彼女の父が帰って来たのです。今考えれば僕はきっと取りのぼせて冷静さを失って居たのでしょう。彼女の父の顔も見ず外へ飛び出して行ったのです。前々から彼女の父の気性も聞いていましたし、そんなのが影響したのか、僕は途中でよほど引返して僕達の仲を説明し理解と協力をあおごうと思いましたが、余りにも自分のしたことの罪悪感にかられ、二度と彼女の父の顔を見る勇気が出なかったのです。