일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しどうしゃとしてのてらだせんせい

指導者としての寺田先生

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 指導者としての寺田先生(しどうしゃとしてのてらだせんせい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,207자 · 9화면

아오조라 문고

先生の流儀は、或る現象の研究には、先ずその現象自身をよく「見る」というのである。

理研時代になっての先生の火花の研究は、以前からの先生の考えを纏められるような仕事が多かった。空気中での長い稲妻形の火花の写真を千枚以上も撮って、その空間における屈曲の角度の統計的研究は、「空気の割目」の説となったりした。その中でも興味ある発見は、通常火花の形として見えるものは、火花の全貌の中で可視光線を出している部分だけであって、その外に眼に見えぬ線を出している部分があるということであった。それは紫外線を出している部分であって、これは眼には勿論見えず、また普通の硝子の鏡玉で写真に撮っても写らない、しかし水晶と蛍石から出来ている鏡玉を使って写真を撮って見ると、普通に見える火花の形に附加して、紫外線を出している複雑な形の放電路が広い範囲にわたって存在していることが知られたのである。

先生はこの問題を更に進めて、イオン化作用(この場合では放電現象)は起きているが、光も紫外線も出していないような放電路が更に広い範囲にわたって存在しているはずで、それが即ち火花の全貌であると考えられたのであった。