후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶんかしじょうよりみたるにっぽんのすうがく
文化史上より見たる日本の数学
三上 義夫
三上 義夫의 文化史上より見たる日本の数学(ぶんかしじょうよりみたるにっぽんのすうがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,999자 · 192화면
菊池博士と同時に狩野亨吉博士もまた和算調査の計画を立て、やはり遠藤翁を煩わすつもりであったが、遠藤氏が学士院の嘱託になったので、その計画は進行せずに終わった。
私も初め米国カーネギー・インスチチューションの研究費支給を仰がんと欲し、米国の数学史家で去年物故せるカジョーリ博士なども尽力されたのであったが、時経て国内の研究者が多いからとの理由で成立しなかった。後で聞くと、菊池博士へ問い合せて来たということで、博士は私を知らないから見合せたがよかろうと言ってやったのであるが、実は悪いことをしたと、語られたことがある。狩野博士もまた同じ学院の研究費に頼ろうとされたのである。
かくして遠藤翁は大正四年四月、七十三歳で歿し、これから私は学士院のために和算書蒐集のことをも担当することとなり、広く全国各地を跋渉して、諸算家の家につきて調査し、和算の各地方に広まった状態などのことは、かなりこれをうかがうことも出来たし、また幾多の算書及び史料を得たことは、まことに感謝するのである。遠藤翁病歿の時に、その数学史増補の遺稿があって、菊池博士の希望によりてこれを学士院に収め稍々整理して、『増修日本数学史』