후리가나로 읽는 일본 고전
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ぶんかしじょうよりみたるにっぽんのすうがく
文化史上より見たる日本の数学
三上 義夫
三上 義夫의 文化史上より見たる日本の数学(ぶんかしじょうよりみたるにっぽんのすうがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,999자 · 192화면
西洋風の数学と実験学科と相並んで進むこととなった。
かくして明治・大正時代の数学はもちろん和算当時の比ではない。すこぶる面目を改めた。しかしながら数学の状態よりも物理学等の実験諸学科の方が一歩をぬきんでたのではないかとの感がある。どうしてこんなに主客転倒の有り様になったのであろうか。これには社会状態の変化がここに大なる関係を有する。
和算時代には商人階級が台頭して経済生活は著しく違って来たには相違ないが、まだ工芸が大いに起こるということにならない。従って機械だの製造だのいうものの必要が少なかった。実験学科によりて社会を運転し、もしくは支持するというところにはなっていなかったのである。しかるに西洋の勢力に接触する。これと対抗するためには科学的の知識が足らない。開国の必要はこれから生ずる。かくして維新の改革を来し、明治の時代になるのであるが、明治時代は西洋との対抗が最大の急務であり、よく国力を維持して発展し得るためにはすべて科学的知識によらなければならない。故に西洋の学問が奨励される。実験の学科特に応用の諸学科は最も重きをなさざるを得ぬ。この社会の必要に応じて物理化学等の実験諸学科は長足の進歩を遂げたのである。